チャットボットをワードプレスサイトに導入することで、業務の負担を減らすことが可能になります。
しかし、チャットボットを導入したくてもどうしたらいいのか分からなくてそのままにしているという人も多いはず。
そこで今回は、ワードプレスにチャットボットを導入するメリット・デメリットを紹介します。
簡単にチャットボットを導入できるプラグインも紹介するので、是非参考にしてみてくださいね。
チャットボットとは?
チャットボットというのは、「チャット」と「ボット」を組み合わせた言葉です。
人工知能(AI)と自然言語処理(NLP)を使って、顧客の質問を理解することで人間の会話をシミュレートして自動的に返信してくれます。
最近では、企業のWebサイトやLINEなどでも実装されていて、利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
チャットボットのメリット
チャットボットは便利なシステムですが、導入することでどんなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
1.いつでもスピーディーな対応が可能
ユーザーがサイトに訪問する時間は人それぞれ違います。
担当者が不在の時間でも、サイトを訪問し、問い合わせを求めてくる人も多いです。
24時間365日カスタマーサポートが充実していればいいですが、有人で対応する場合、難しいこともありますよね。
そんなとき、チャットボットを利用すればAIが自動で24時間365日対応してくれるので、ユーザーはその場ですぐに悩みを解決することができます。
企業側にとっては、人件費の削減にもなります。
質問内容はよくあるFAQレベルのものに限る
2.離脱防止やCV率アップに繋がる
チャットボットによってユーザーの疑問がその場で解決することによって、顧客満足度が向上します。
その場で疑問が解決すればその場で意思決定ができることにもなり、サイトの離脱防止やコンバージョン促進にも繋がります。
3.同時対応できる
チャットボットは、複数人を同時に対応することができます。
電話などのカスタマーサポートは、一人一人対応が必要になるのでユーザーは待ち時間が生じたり、電話が繋がらなかったりなど不便に感じることも多いです。
チャットボットであれば、サーバーの負荷範囲内であれば複数人が同時に質問してきても同時に対応することができます。
サポート対応の効率化や、有人対応の工数削減に繋がります。
チャットボットの種類
チャットボットには2種類あります。
- シナリオ型
- AI搭載型
それぞれについて解説していきましょう。
シナリオ(ルールベース)型
シナリオ型のチャットボットは、プログラムが自動で、あらかじめ設定したシナリオ通りに回答してくれるものです。
チャットボットで回答できなかった問題は有人のサポートで対応するという流れになっています。
サイトには一般的に「よくある質問」などが用意されていますが、それがあればチャットボットを使って簡単にシナリオを作ることができます。
シナリオ型のメリットは、抵コストで導入や運用ができる点です。
反対にデメリットとしては、決まった回答しか用意していないので、回答が用意されていない質問には答えられないということです。
複雑な質問も苦手で、単純で分かりやすい内容にしか答えることができませんので注意しましょう。
AI(機械学習)搭載型
AI搭載型のチャットボットは、あらかじめ大量の会話データを溜めておくことで、機械学習のベースとなる「教師データ」を増やし、繰り返し学習することで精度の高い回答ができるようになります。
定期的に教師データを見直す必要がありますが、質問を追加したりする手間は省けます。
しかし、運用するためには大量のデータが必要なので、メンテナンスの工数も必要になるため、シナリオ型チャットボットに比べて導入費用が高くなるというデメリットもあります。
チャットボットはシナリオ型とAI型のどちらを選べばいい?
チャットボットには2種類がありますが、実際にどちらを選んだらいいのか悩んでしまう人も多いでしょう。
どちらのチャットボットを選ぶほうがいいのかは、サイトのニーズや状況に応じて決めるのがおすすめです。
シナリオ型の場合は、早く導入したい場合や決まった質問が多く寄せられる場合に導入するのがおすすめです。
AI搭載型の場合は、ECサイトなどで購入履歴を参考にして商品を提案できるようなシステムを作りたい場合におすすめです。
企業形態や事業内容を考慮して、どちらのタイプのチャットボットを導入するのか検討しましょう。
ワードプレスにチャットボットを導入するためのおすすめのプラグイン
ワードプレスにチャットボットを導入するためのおすすめのプラグインを紹介します。
- Zendesk Chat
- WP-Live Chat by 3CX
- AI Engine
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1.Zendesk Chat
Zendesk Chatは、操作が簡単で使いやすいプラグインです。
チャットボットを導入してみたいけど、最低限の機能が使えればいいという人向け。
顧客満足度を上げたい場合や、コンバージョン率を改善したい場合に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
機能を追加したい場合には有料版もあります。
2.WP-Live Chat by 3CX
WP-Live Chat by 3CXは見やすいデザインと設置の簡単さが魅力的なプラグインです。
ユーザーの追加やチャットボックスのカスタマイズ、チャット機能の調整などが簡単に行えます。
しかし、機能を使いこなそうと思ったら有料版に登録したほうがいいでしょう。
3.AI Engine
AI Engineは、独自のチャットボット、コンテンツ、画像の生成が可能なプラグインです。
テンプレートを使用してAI関連の作業の調整、タイトルや抜粋の推奨、エディターで高速な作業なども可能です。
無料版と有料版があり、有料版では無料版の全機能に加えてAIフォームを作成したりテキストデータの作成、ページ情報の認識や統計、制限の設定などの機能が使えるようになります。
毎日のようにプラグインの更新があるので、常にアップグレードが行われているところに安心感を持って使えるプラグインと言えるでしょう。
独自の学習データを持つ「Embeddings」は有料プランのみの機能ですが、こちらはチャットボットを作るのに欠かせません。
WordPress(ワードプレス)にチャットボットを導入するメリット・デメリットは?おすすめのプラグインも紹介!まとめ
ワードプレスにチャットボットを導入するメリット・デメリットやおすすめのプラグインを紹介しました。
- チャットボットを導入すれば、顧客満足度の向上やコンバージョン率のアップが期待できる
- 複数人を同時に対応できる
- チャットボットにはシナリオ型とAI型の2種類がある
- どちらの種類を選べばいいのかは企業形態や状況に応じて考慮する必要がある
チャットボットを導入すれば、ユーザーがすぐに問題を解決できるようになるし、人件費の削減にも繋がります。
まずは導入してみたいという人は、無料のプラグインもあるので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
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