WordPress（ワードプレス）を無料で使う方法は？デメリットや注意点も解説！

ワードプレスでホームページ制作をしてみたいけど、できるだけ費用はかけたくないと考えている人も多いはずです。

ワードプレスというとお金がかかるイメージがあると思いますが、実は無料で使う方法があるんです！

そこで今回は、ワードプレスを無料で使う方法や、デメリットや注意点について解説します。

WordPress（ワードプレス）とは？

まずは、ワードプレスとは一体どんなものなのかについて説明します。

ワードプレスは、PHPというプログラミング言語で作られたコンテンツマネジメントシステム（CMS）のひとつです。

ブログやサイトの作成が可能で、データベースにはMySQLが採用されています。

知識がない人でもサイトやブログを簡単に作れる仕組みになっているので人気が高く、個人から企業、官公庁まで利用されています。

ワードプレスがあれば、簡単にブログやWebサイトを作ることができます。

全世界の4分の1を超えるサイトがワードプレスで作られているほど人気のシステムです。

ワードプレスは2種類ある

ワードプレスは2種類あるのをご存じでしょうか？

この2種類があり、よく使われているのは「WordPress.org」のほうです。

利用料は無料で、サーバーをインストールしてドメインを取得すれば利用可能です。

「WordPress.com」は、自分でサーバーの契約やドメインの取得が不要なワードプレスで、無料プランを利用すれば費用がかかりません。

有料プランもあります。

「WordPress.com」は、無料で使用できますが、使える機能やカスタマイズに制限があり、広告を使った収益化ができなかったり、SEO機能も制限があります。

自由度が高いのは「WordPress.org」です。

WordPress（ワードプレス）でサイトを作成するために必要なものは？

ワードプレスでサイトを作成するためには、ワードプレスだけあればいいというわけではありません。

ワードプレス自体は公式サイトから無料でダウンロードできます。

しかし、レンタルサーバーや独自ドメインを取得するためには費用がかかります。

レンタルサーバーは月額100円～1,000円程度で、独自ドメインは年間1,000円～の料金がかかりますので注意が必要です。

無料サーバーや無料ドメインを使えば無料でワードプレスを使えます。

WordPress（ワードプレス）を無料で使う手順

無料バージョンのワードプレスを利用し、無料サーバー、無料ドメインを使用すれば、お金をかけずにワードプレスサイトを作成することができます。

ワードプレスを無料で使うための手順を説明します。

すべて無料のものを使えば、完全無料でワードプレスを利用できるということです。

WordPress（ワードプレス）で使うのにおすすめの無料サーバーは？

サーバーは無料のものも多いですが、ワードプレスが使用できるサーバーは案外少ないです。

サーバーは無料のものも多いですが、使いにくかったり通信状態も不安定であるものが多いです。

また、自分の意図しないところで広告表示がされてしまいます。

サイトで収益を上げようとしている場合には、サイトが使いにくいことでマイナスになってしまう可能性も。

こういった点に納得できるのであれば、無料のワードプレスを使うのもいいでしょう。

WordPress（ワードプレス）のドメインを無料で取得する方法は？

ドメインは通常年間費用がかかりますが、無料で独自ドメインを取得できるサービスもあります。

無料のドメインは、一般的な「.com」や「.jp」などを使うことができません。

また、サイトログインの規制が厳しかったり、一定期間内にアクセスが必要などの利用条件もあります。

WordPress（ワードプレス）を無料で使うデメリットや注意点は？

費用のことだけ考えれば、無料でワードプレスを使えたらうれしいですよね。

しかし、ワードプレスを無料で使うにはデメリットもあります。

それぞれ見ていきましょう。

サーバーが不安定

サイトを作る際に重要なのはレンタルサーバーです。

レンタルサーバーは、突然サービスが終了してしまうこともよくあります。

せっかくワードプレスでサイトを運営していて収益が出ているのに、サーバーのサービスがなくなってしまうと収益はゼロになります。

無料サーバーがなくなってしまうと有料サービスへの切り替えが必要です。

切り替えれば済むわけではなく、かなり面倒で大きな負担になります。

また、サーバー自体が不安定である場合も考えられます。

表示速度が遅かったり、まったく繋がらないなどのトラブルを引き起こす可能性もあります。

サーバーが不安定でサイト表示が遅かったりすると、検索エンジンから嫌われてしまい、サイトのアクセス数も激減する可能性もあります。

面倒な設定が必要

無料のレンタルサーバーを使用すると有料にはない手間がかかってしまいます。

ドメインの取得やDNS設定、ドメインのSSL化など、細かい設定が有料サーバーでは不要なのに対し、無料サーバーでは自分で設定しなければいけません。

ここで手こずってしまう人も多いです。

無料だと数時間もかかる設定が、有料だと10分程度で終わらせることもできるので、余分な手間がかかりません。

広告が表示される

無料のレンタルサーバーでワードプレスを使用すると、ブログに広告が表示されます。

アフィリエイトや広告収入を得たいと思っている場合、サーバー側の広告が表示されるとそちらに興味を持っていかれる可能性があり、売り上げが下がってしまいます。

有料のサーバーであれば、広告は表示されません。

ドメインの信頼性が低い

一般的に、サイトのURLというとドメインが「.com」や「.net」「.jp」などがあります。

しかし、無料のドメインだと「.ml」や「.ga」などあまり馴染みのないURLになってしまいます。

見たことのないドメインのサイトだと、「怪しいサイトなのでは？」と思われてしまう可能性もあり、信頼性は低くなります。

ドメインの信頼性の高さは重要なポイントだといえるでしょう。

機能が充実していない

無料のレンタルサーバーは、機能があまり充実していません。

有料のレンタルサーバーにあらかじめ用意されている機能がないのは痛手です。

特に、SSLへの対応は重要なポイントで、サイトの安全性を高めるためには必須項目です。

この仕組みが備わっていないと、個人情報の漏洩などさまざまなリスクが生じます。

プラグインが使えない

ワードプレスでは、プラグインを導入してサイトを使いやすくカスタマイズすることができます。

しかし、無料のワードプレスではプラグインの機能が追加できません。

プラグインなしでブログをカスタマイズするのはかなり大変です。

サポートがない

サイトを運営していて、トラブルが発生することはよくあります。

しかし、無料のレンタルサーバーにはサポートがないので、困ったときにどうすればいいのかわからず途方に暮れてしまいます。

記事が消えたり、ログインできなくなったりなど訳が分からない状態を自分で解決するのはとても難しいことです。

WordPress（ワードプレス）を無料で使う方法は？デメリットや注意点も解説！まとめ

ワードプレスを無料で使う方法を解説しました。

ワードププレスでサイトを作ろうと思ったら、ワードプレスだけでなくサーバーやドメインの準備が必要です。

無料のサーバーやドメインもありますが、デメリットや注意点がとても多いことが分かります。

ワードプレスでのサイト制作の場合は、有料のサーバーやドメインの使用をおすすめします。